
◆目黒記念追い切り(28日) 目黒記念(31日、東京・芝2500メートル)に出走するジャガーメイルが28日、美浦トレセンのニューポリトラックコースで追い切られた。しまいの反応が良く、叩き2戦目で上積みを感じさせる動きだった。
再コンビとなる石橋脩が騎乗して、半マイルからスタート。スムーズな流れでコーナーを回り、直線に入った。鞍上が気合をつけると、サッと反応してラスト1ハロンは12秒3(全体は53秒3)でまとめた。
「反応は良かった。前走よりも、使ったことで全体に良化しています」と石橋脩は確かな手応えを感じていた。
昨秋は準オープン特別(オクトーバーS)でスクリーンヒーローに差し切り勝ち。アルゼンチン共和国杯では、スクリーンに雪辱され2着に敗れたが、相手より3キロ重い重量を背負っていたことを考えれば悪くない。ぶっつけで臨んだ天皇賞・春は5着だったが、上積みを見込めば、ここへの期待は大きく膨らむ。
ここ2戦は騎乗チャンスのなかった石橋脩だが、3戦ぶりの手綱に気合十分。「先生(堀調教師)、馬主さんから、もう1回チャンスをもらえたんで…。結果を出したい気持ちは、ものすごくあります」と熱い思いを口にした。思い入れの強いお手馬とのコンビで、重賞初制覇はすごそこだ。
-スポーツ報知-










