2009年2月5日木曜日

550キロ超サープラスシンガー軽快!…シルクロードS追い切り -馬皇競馬ニュース-






 シルクロードS・G3(8日、京都・芝1200メートル)で重賞初制覇を狙う関東馬サープラスシンガーが4日、美浦のニューポリトラックコースで追い切られた。5ハロン67秒6のタイムは目立たないが、約550キロの巨漢から繰り出されるフッットワークは迫力満点。宗像調教師は、先週の東京新聞杯(アブソリュート)に続く重賞制覇へ手応えを得た様子だった。

 ニューポリトラックコースに入ったサープラスシンガーは、4コーナーで内に進路を取った。ビーボタンダッシュ(4歳500万)と馬体を並べると、リズミカルな動きで楽に併入。シェリルピンク(4歳1000万)に2馬身先着した。5ハロン67秒6−37秒7−13秒0と速くはないが、動きは軽快そのものだ。

 「感じはいいね。間隔が詰まっているし、あれくらいで十分。現状維持か、良くなっているんじゃないかな」宗像調教師はうなずいて言った。前走時552キロの巨漢。午後はプールに入れて運動量を増やしているが「全然、体が減らない」と苦笑いする。それでも十分に動いているのだから、これが適正体重なのだろう。

 前走の淀短距離Sは、好スタートから悠々と逃げ切り勝ち。持ち前のゲートセンス、ダッシュ力に、初騎乗の四位の手腕が加わり、完ぺきな逃亡劇だった。今回もコンビは継続。「行く形の方が持ち味が生きる。単騎で絡まれないで行けるかどうかだが、その辺は四位君も心得ているでしょう」トレーナーは鞍上に全幅の信頼を置く。

 宗像厩舎は、先週の東京新聞杯をアブソリュートで制したばかり。勝てば、マイル路線に続き、スプリント路線でも主役候補の誕生となる。「そう、うまくはいくかどうか。ただ、先を考えれば、賞金を加算しておかないと。直線が平坦なのはいいと思う」と宗像師。2週連続の重賞制覇を、虎視たんたんと狙っている。
-スポーツ報知-







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