
ドバイ遠征を予定しているダイワスカーレット(牝5、栗東・松田国)が、ダート最強馬決定戦ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、3月28日=ナドアルシバ)に出走することが決まった。5日、松田国英師(58)が明らかにしたもので、日本馬初制覇へ期待が高まる。
芝のG1を4勝しているダイワスカーレットが、ダート世界一の座を目指すことになった。5日、松田国師は「オーナーの了解を得て、ドバイワールドCにエントリーすることが決まりました」と明かした。当初はフェブラリーSの結果を踏まえ、登録3競走(ドバイWC、ドバイDF、ドバイシーマC)からベストの条件を選択する予定でいたが、このほど関係者の見解が一致した。
このレースを使った後は、6月17日のプリンスオブウェールズS(英G1、芝2000メートル、アスコット)を使う予定。「プリンスオブウェールズSの前にどこか1戦たたくかも。でも、昨秋の天皇賞のように、きっちり追い切れば相当走りますからね。(僚馬の)ダイワチャーム(古馬500万)を帯同させて、ニューマーケットで調教しようと思っています」と同師は、早めの現地入りも示唆した。
なお、秋は11月1日東京の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)か、11月7日米サンタアニタ競馬場で行われるブリーダーズCクラシック(G1、AW2000メートル)を使い、12月27日中山の有馬記念(G1、芝2500メートル)で連覇を狙う。
-日刊スポーツ-







