
短期騎手免許で来日中のオリビエ・ペリエ騎手(36=フランス)が、左目の不調により今週末の騎乗を見合わせることが4日、決まった。前日3日朝は栗東で普段通り調教に騎乗。しかし、左方向を見る際に視界の半分程度がかすれる状態にあるため、大事を取ることとなった。精密検査を日本で受けるか、帰国して受けるかは現在検討中で、来週以降についても経過を見ながらの判断となる。なお11日の佐賀記念の騎乗も取りやめる。
共同通信杯では、3連勝中でクラシック有力候補トーセンジョーダンに騎乗予定だっただけに、無念さをにじませた。ペリエは「今回の結果が良ければ、池江泰寿師にお願いして4月にも短期免許で来日しようかと考えていました。その矢先で非常に残念ですが、それだけの期待馬なので、無理に騎乗して迷惑をかけてもいけないので決断しました。ほかの騎乗予定馬の関係者にも、ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話した。
-日刊スポーツ-







