◆シルクロードＳ追い切り（５日） 坂路に登場したマチカネハヤテは前半からガンガン飛ばした。２ハロン目に１２秒４、３ハロン目は１２秒３のラップを刻んだ。最後の１ハロンは軽く流したことで、１３秒８と時計を要したが、そのスピードは目を見張った。
「調教は早めに止めないとムキになってしまう。最後は抑えて流した。ずっと状態はいい」と小池助手。それでも、４ハロンは先週と同じ５１秒８。２週連続で好時計を叩き出した。
快速ぶりを見せつけ、２連勝を飾った前走の石清水Ｓ以上の状態だ。「けいこをやっても、体が減らない。今は一番、元気がいい。２走前のように２番手でも競馬ができるから、逃げにこだわらなくてもいい。相手は強いが、この馬もパワーアップしている」と河内調教師。４年目を迎えた田中克は重賞初制覇がかかっている。５１キロの軽ハンデで、サプライズを起こしてみせるか。
-スポーツ報知-
