
◆安田記念(7日・東京競馬場) 香港のサイトウィナーは5日、サイズ調教師自ら騎乗。小雨にぬれながら、東京競馬場の角馬場でウオーミングアップした後、ダートコースに入った。軽めのキャンターでスタートして、3、4コーナー中間からスピードアップ。直線だけスッと伸ばし、3ハロン43秒5−13秒5で駆け抜けた。
鞍上で体調を確認したトレーナーは「まとまった走りで、慌てる様子もない。調子は良さそうだね」と笑顔を見せたが、上機嫌の理由は、天候にもあった。前走のチャンピオンズマイルを優勝した時は、やや重の発表。湿った馬場は、大の得意だからだ。
「芝の状態を見たけど、いい感じだね。重馬場でだめになる馬が出てくれば、この馬のチャンスは大きくなると思うよ」。このまま雨が降り続くことを願っている様子だった。
-スポーツ報知-












