
◆ユニコーンS追い切り(3日) 土曜の東京の重賞、ユニコーンS(6日、ダート1600メートル)へ向けて3日、カネトシコウショウが栗東のDウッドチップコースで追い切った。同じ舞台で行われた、2月のヒヤシンスS(1着)以来の実戦だが、中間の調整は順調。ソフトな内容で態勢を整えた。
鞍上の生野(レースは内田)の手綱は、最後まで動かない。スプリングサンテ(5歳1000万)の外を回って、6ハロン87秒4、ラストは13秒0。スムーズに伸びて併入した。
「角居厩舎と同じで、時計を出す調整はしない。生野騎手から『手応えが良くて、いい動きだった』と報告を受けてホッとしています」と村山調教師は笑顔。助手時代に学んだ“角居流”の調整法で、満足のいく状態に仕上がった。
ヒヤシンスSは、後方から馬群を割って快勝。その後はドバイ遠征のプランもあったが、股関節痛を発症したため、休養を余儀なくされた。放牧を挟んで5月始めに帰厩。じっくりと立て直した。
「ダービーに出られるのなら、使ってもいいかなと思ったほど状態はいい。ダートで底を見せてないのが強み。久々でも、どこまでやれるか楽しみにしている」とトレーナー。開業2年目での重賞初Vを、はっきり視界に入れた。
-スポーツ報知-












