
英ダービーを6度、凱旋門賞を3度も制するなど、20世紀の欧州最高トレーナーと称されたヴィンセント・オブライエン元調教師が1日、アイルランドの自宅で死去した。92歳。同師はグランドナショナルを3回も制するなど障害馬の調教師として活躍した後、平地の調教師に転身。ニジンスキーで英3冠を制したほか、サーアイヴァー、サドラーズウェルズ、アレッジドなど世界的な名馬を数多く育て上げた。英ダービー馬セクレトを管理したデビッド・オブライエン調教師の父でもあるが、現在、アイルランドで活躍しているエイダン・オブライエン調教師との血縁はない。
-サンケイスポーツ-












