
22日、中山競馬場で皐月賞トライアル(3着まで皐月賞優先出走権)の「第58回スプリングS」(GII、芝1800メートル)が行われ、岩田康誠騎手騎乗で1番人気のアンライバルド(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が逃げ切り、2分03秒5(稍重)で快勝。無敗で弥生賞を制したロジユニヴァース“1強” に待ったをかけた。
アンライバルドは、父ネオユニヴァース、母バレークイーン、母の父サドラーズウェルズ。牡3歳で栗東・友道康夫厩舎所属。通算4戦3勝。重賞は初勝利。
半兄には1996年に3戦無敗で日本ダービー(GI)を制したフサイチコンコルド、京成杯(GIII)を勝ったボーンキング。半姉には府中牝馬S(GIII)2着のグレースアドマイヤ。近親に皐月賞(GI)を制したヴィクトリー、阪神大賞典などGII3勝のリンカーン、函館2歳S(GIII)を勝ったアンブロワーズなどがいる。バレークイーン産駒はフサイチコンコルド、ボーンキング、アンライバルドで「3兄弟重賞制覇」を達成した。
1着アンライバルド、2着レッドスパーダ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、3着フィフスペトル(牡3歳、美浦・加藤征弘厩舎)は皐月賞の優先出走権を獲得した。
-サンケイスポーツ-












