06年桜花賞(GI)などに優勝したキストゥヘヴン(牝6)が23日早朝、繁殖生活を送る北海道白老町の白老ファームに到着。苦楽を共にした織田厩務員とともに新天地に降り立ち、まだ雪が残る芝生の感触を確かめた。
同馬は、父アドマイヤベガ、母はJRA1勝のロングバージン(その父ノーザンテースト)という血統。04年10月のHBAオータムセール1歳にて社台コーポレーションが970万円(税抜)で落札し、05年12月に美浦・戸田博文厩舎からデビュー。4戦目で勝ち上がると、フラワーC(GIII)、桜花賞と3 連勝でGIウイナーに登り詰めた。その後、昨年の京成杯オータムH(GIII)、6歳になった今年は中山牝馬S(GIII)を制してラストランを飾った。通算成績27戦5勝(うち海外1戦0勝、重賞4勝)。
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