
◆マーチS追い切り(25日) 佐藤哲(レースは松岡)が騎乗したエスポワールシチーは、坂路で単走。重心の低いフォームでスムーズに加速し、残り2ハロンからはグンとスピードに乗った。ラスト1ハロンも見せムチだけで12秒7。最後までしっかりした動きで、4ハロン51秒9。フェブラリーS4着馬は、ますます快調だ。
「53秒5ぐらいのつもりだった。思ったより速かったが、動きはいい。G1を全力で走ったことで、さらに腰を使うようになり、トモ(後肢)の回転がしっかりした」と佐藤哲。
高松宮記念(コスモベル)と重なるため、レースに騎乗できないが、主戦騎手の期待は大きい。「G1でも通用することが分かった。実績から、このハンデ(57・5キロ)は重い気がするが、勝って賞金を加算してほしい」。再び頂点を目指すためにも、この一戦は譲れない。
-スポーツ報知-












