
◆日経賞追い切り(25日) 第57回日経賞・G2(28日、中山・芝2500メートル)の追い切りが25日、美浦、栗東の両トレセンで行われ、AJC杯を制したネヴァブションが坂路で好時計をマーク。好調ぶりを示した。
エアマックール(4歳1600万)を4馬身追走すると、最初の1ハロンから12秒8の速いラップでスタート。2ハロン手前で楽々と並びかけたが、脚勢は衰えない。最初から最後まで12秒台のラップを刻みながら、ゴールでは半馬身先着した。
時計の出る馬場だったとはいえ、4ハロン49秒8を刻めるのは好調の証し。「相手は1600万の馬で、かなり後ろから追いかけている。(優勝した)一昨年とそんしょくない出来になっている」と伊藤正調教師は手応えをつかんでいる様子だった。
07年天皇賞・春(13着)後に骨折した後は、不振に陥っていたが、見事に復活した。「骨折が癒えてなくて加減していたので、一時はスタートもスムーズに出られなかった。このところ出遅れなくなったのは、それだけ痛みもなくなったということでしょう」と伊藤正師。軌道に乗った今なら、3戦3勝と得意の中山2500メートルで重賞連覇を果たせるはずだ。
-スポーツ報知-












