
◆宝塚記念追い切り(24日) スクリーンヒーローは、ダイワマックワン(4歳1000万)に先導されるようにウッドチップコースへ姿を現した。5ハロン地点から1馬身半追いかける形でスタート。その差を保ったまま4コーナーでインに潜り込んだ。直線を向き、徐々に体を併せにいく。やや手応えは劣ったが、馬なりで同入に持ち込んだ。5ハロン69秒8−39秒0−12秒3。ゴールを過ぎてからも、約1ハロンびっしり併走を続け、大一番への追い切りを終えた。
手綱を執った水出(レースは横山典)は「先週より、動きも息の入りもいい」と上々の手応えを口にした。鹿戸雄調教師は「調教駆けする相手に、よく頑張って付いて行った。体調面がだいぶ上向いてきて、昨秋の状態に近づいている。天皇賞は距離が長かったので、2200メートルは歓迎。多少の雨なら馬場も問題ない」。こちらもトーンが上がってきた。
阪神大賞典4着、天皇賞・春14着。今年は思うような結果を出せずにいるが、トレーナーは闘志を失っていない。「ディープスカイは、昨年のジャパンCで負かしている相手。十分やれる」。1世代上のG1ホースとして、簡単に引き下がるわけにはいかない。
-スポーツ報知-












