
◆宝塚記念追い切り(24日) スマートギアは、馬場の荒れた時間帯に坂路に入った。終始、馬なりで4ハロン55秒5、ラストは13秒1。目立つ時計は出さなかったが、動きはスムーズだった。猿橋助手は「先週(53秒8)と同じイメージで乗った。重い馬場だけに、時計はこんなもの。今日の天候悪化を考えて、日曜には、いつもより3秒ほど速いタイム(57秒5)を出している」と計算通りの仕上げを強調した。
この開催から1600万に降級。格上挑戦となったが、菊花賞4着を含め、重賞では一度も掲示板(5着以内)を外していない。ウオッカの回避により、鞍上は4勝のすべてで手綱を執った武豊が務めることになった。「少しエンジンのかかりは遅いが、いいものは持っている。ノーチャンスとは思わない」と武。相性のいいコンビが、ひそかにつめを研いでいる。
-スポーツ報知-












